【薬膳の効能】鶏肉の効能 気血を補い体を元気にする!
鶏肉の主な効能
温性
1. 気・血・精を補う
2. お腹を温める
鶏肉は虚弱体質に最適
鶏は気、血、精を増やす作用があります。エネルギーを増強し、血や精という基本物質を補います。
育ち盛りのお子様、気血不足の方、病後、産後などにも良いでしょう。また鶏肉は精を増やすため、老化症状の緩和にもおすすめです。
鶏肉は体を温める
また鶏肉は温性で体を温めます(特に胃腸を温める)。お腹を触ると冷たい方、基本的に寒証の方に向いています。
胡桃の庭の参鶏湯風スープ
冷えにおすすめは「参鶏湯」です。にんにくやなつめ、酒など体を温める食材と気を増やす食材を組み合わせます。
食材同志の相乗効果でしっかり体が温まり、気というエネルギーを体に取り込むことができます。
胃腸が弱っている時はスープにすると吸収しやすく、体に滋養が入ります。(から揚げなどは消化に負担がかかります)
参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中葯学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献
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