女性は7年ごとに変化する。40代からは体のサインを見逃さないこと。
女性は7の倍数で変化
30代までは大きな不調は感じなかったのに、40歳を迎えると色々な変化に気づきます。
中医学的には女性は7の倍数が体の変化(特に生殖機能と関係)の節目とされます。
症状はひとつのサイン
・体が疲れやすくなった
・お肌の調子が以前とは違う
・肌や髪が乾燥する
・体が火照る
など40歳を迎えたあたりから、人それぞれの“かたち”として症状がでてくるケースが多く見られます。
このような「病気ではないけれど、実は気になる不調がある」ということは、決して珍しいことではありません。
中医学ではこの状態を「未病」と呼びます。今起こっている症状は、体内のバランスの崩れを表す“サイン”というわけです。
まずは初期段階で気づく
ところが症状が軽い“プチ不調”の場合、私たちは案外そのままにしてしまうことも多い気がします。
病院に行くほどではないし、切羽詰まった状況でもない。
なんとなくそのまま時が過ぎ、やがて本格的な症状が出てくる…
こういったパターンになりがちなのですが、体がサインを出した「初期段階」で気づき手を打つことができれば、結果は確実に変わってきます。
食ベものをうまく活かす
比較的軽い不調であれば、薬のような強い作用を持つものよりも、“穏やかな作用”を持つ「食べ物」の方が、むしろ合っています。
スーパーの食べ物と言えど、薬と同じようにそれぞれに薬効(薬よりは穏やかな作用)を持っています。
使うべき場面で使えば、ちゃんと役立つ力をもっているわけです。
【ただし重い不調の場合は…】 薬が必要になるケースも多いため、医師や専門家へ受診することをおすすめします。 そのうえで治療方針に合った「薬膳」で食養生してください。治りも早くなります。
食べ物でバランスを回復させる
あなたの不調を治すためには、
「今、自分にとってどんな食べ物が必要なのか?」
この点をしっかり考えることが重要です。
なぜなら、あなたの体内バランスの過不足を調整する食べ物でなければ、体を修正することはできないからです。
42歳はターニングポイント
特に40代以降は、体からのサインを受け取って自分自身を更新していくことが大切。
その意味で、40歳(中医学的には42歳)はターニングポイントと捉えてみてください。
きちんと取り組んでいけば、以降の健康度も確実に違ってきます。