【薬膳の効能】こんにゃくの効能 体の熱をとり除き、便秘を改善する
こんにゃくの主な効能
寒性
1. 体の熱と痰をとりのぞく
2. 便通を良くする
こんにゃくは熱と痰を取り除く
こんにゃくは寒性で体の熱をとり除きます。また痰(余分な水分が集まり形成される粘濁の病理物質)を解消する効能があります。
便秘の改善
こんにゃくは便通を良くする作用もあります。特に体や大腸に熱を持ち、便が出ないタイプの便秘に合います。
こんにゃくは熱証の便秘に向いています。冷え体質の便秘やエネルギー不足による便秘、気の巡りが悪いタイプの便秘には適応しません。
参考文献：『中医葯膳学』（中国中医葯出版社）、『中薬大辞典』、『中葯学』（上海科学技朮出版社）、『食材効能大事典』（東洋学術出版社）、その他古典文献
ほかの食材効能一覧はこちら≫ ｜ 二十四節気一覧 ｜ 薬膳用語集
※ 本ページは教育目的の一般情報です。医療・診断・治療の代替ではありません。体質や服薬に関しては専門家にご相談ください。
