【薬膳の効能】どくだみの効能 ドクダミは熱をとり解毒する生薬
どくだみ茶(胡桃の庭の薬膳)
どくだみの主な効能
寒性
1. 熱をとり解毒する
2. 膿を出し、腫れものを改善する
どくだみは清熱解毒薬
漢方ではどくだみは「十薬」「魚腥草」と呼ばれ、清熱解毒薬に分類されています。
体の熱と毒素をとる作用があり、主に肺、膀胱、大腸に作用して炎症をおさえます。
例えば肺熱による咳、膀胱や大腸の熱による排尿異常、便秘などに適応します。
皮膚病などにも応用
どくだみは排膿、消腫の作用もあり、膿をともなう炎症性の皮膚病や腫れものなどにも使われます。
どくだみ茶は健康茶とされることが多いようですが、本来の薬効は上記のとおりです。
この薬効をふまえ、薬膳ではあくまで”適した場面”で使います。