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【薬膳の効能】カモミールの効能 カミツレは熱毒をとる

カモミールの主な効能

涼性

1. 熱をとり解毒する

2. 発汗させて風熱邪を取り除く

カモミールは熱毒をとる

カモミールはヨーロッパでは昔から薬草として使われてきました。

日本ではカミツレと呼ばれ、スキンケアやハーブティーなどに使われています。

カモミールは基本的に体の熱と毒をとりのぞく性質(清熱解毒)があり、体の炎症、発熱、肺熱による咳などに適応します。

風熱や風湿をとりのぞく

カモミールは解表作用もあり、辛味・涼性で発汗させ、風熱邪や風湿を追い払います。

専門的には風熱邪による感冒の初期(発熱、悪風、鼻づまり、頭痛など)、風湿による関節痛などに使い、邪気が取り除かれると結果的に症状が改善します。

補足説明 上記の作用は「菊花」の作用と似ています。同じキク科で共通点が多いのですが、薬効は菊花の方が強いと私は思います。

 

参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中葯学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献

※ 本ページは教育目的の一般情報です。医療・診断・治療の代替ではありません。体質や服薬に関しては専門家にご相談ください。

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