【薬膳の効能】鯛(タイ)の効能 気血不足でお腹が冷える方におすすめ
鯛の主な効能
温性
※平性説もありますがここでは温性とします
1. お腹を温める
2. 気血を補う
鯛はお腹を温める
鯛は体の内側(特にお腹)を温めます。基本的に「冷え」による胃腸の不調に適応します。
例えば冷えによる下痢、冷えてむくみやすいタイプの方に合います。
気血を増やす
鯛は気血を補う作用もあり、気虚証、血虚証の方におすすめです。
顔色が白っぽく疲れやすい方、めまいやしびれ、風邪をひきやすいなど気血不足による症状が複数みられる方は、鯛を食卓に取り入れると良いでしょう。
寒証の方はお刺身より加熱した方が合います。できれば、鯛めしなどにすると尚良いでしょう。
参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中葯学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献
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