【薬膳の効能】麦芽の効能 消化不良を解消する薬
麦芽の主な効能
平性
未消化物を消化させる
麦芽は消食薬
麦芽(モルト、malt)とは発芽した麦(通常は大麦)のことです。
麦芽は中医学では消食薬に分類され、未消化物を消化し、胃腸機能を回復する中薬です。
食べ過ぎによる消化不良の時などに良いでしょう。(基本的に煎じて飲みます)
大麦にも消食作用が備わっています。私見では穀物類は発芽した方が消食作用は高まるように思います。発芽玄米の薬効がそれを物語っています。
参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中葯学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献
ほかの食材効能一覧はこちら≫ | 二十四節気一覧 | 薬膳用語集
※ 本ページは教育目的の一般情報です。医療・診断・治療の代替ではありません。体質や服薬に関しては専門家にご相談ください。