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【薬膳の効能】玄米・発芽玄米の効能 気を増やし、未消化物を解消する

玄米梅ごはん(胡桃の庭の薬膳より)

玄米の主な効能

 平性

1.  脾の機能を高め、気を補う

2.  余分な水分を尿で排泄する

3.  痰をとりのぞく

玄米は気を増やし、痰を捨てる

玄米は脾の機能を高める働きがあります。中医学の脾は消化吸収能力を指しますが、脾は食べ物を消化し、水液をさばき、吸収した栄養から「気」が生まれます。

つまり玄米は消化吸収力を高めて、気を増やし、水液代謝を高める食べ物と言えます。

そして玄米は痰(水分が長期的に停滞して濁り粘りを持った病理物質)を排泄する作用もあります。

補足説明 中医学の「痰」とは肺だけでなく全身に停滞する病理物質を指します。(西洋医学とは解釈が異なります)

発芽玄米は未消化物を解消する

一方、発芽玄米は玄米と同じように脾の機能を高める作用のほか、未消化物を消化させる作用を持ちます。

消化不良で胃がもたれた時は、玄米より発芽玄米の方が向いています。

玄米を食べる時の注意点

私は玄米派のひとりですが、注意したいのは「消化吸収」の問題です。

よく噛まないと十分に消化できず、体に吸収されません。
もともと胃腸が弱い方、ご高齢の方、病後の方は、よく噛んで食べないと、かえってダメージになる可能性もあります。

その意味では、玄米は”もろはの剣”とも言えます。

あなたにはどの形が合う?

消化力が弱めの方は、玄米を五分づき、七分づきにすると良いと思います。あるいは、おかゆにしても良いと思うんですね。

慢性的な虚弱体質の方や病後の方は、玄米を炒ったものに水を注いで煎じ、スープを飲むと良いと思います。

いずれにしても、玄米を食べる時は「消化まで含めて考える」ことが重要です。

ポイント 玄米については現代も様々な研究がなされていますが、玄米にビタミンCはほとんど含まれないそうです。やはり完璧な食べ物ってないのですね。「豆類、芋類、野菜、きのこ、海藻などを合わせてバランスよく食べる」という当たり前の話に落ち着きます。

 

参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中薬大辞典』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献

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