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【薬膳の効能】たんぽぽの効能 蒲公英という清熱解毒薬

蒲公英の主な効能

寒性

1. 熱をとり解毒する

2. 体内湿気をとる

蒲公英は清熱解毒薬

蒲公英はタンポポの全草を指し、中医学では古くから清熱解毒薬として使われてきました。

現代はタンポポの若葉は天ぷらなどに使われ、根はタンポポコーヒーとして飲まれます。

蒲公英は体内の熱や毒素、湿気を取り除く性質があります。

専門的には肝と胃に作用して各種炎症をしずめ、黄疸の改善や膀胱湿熱をとり尿の出を良くする作用などがあります。

※ 中医学の「肝」は西洋医学の肝とは解釈が異なります。黄疸は中医学では肝や胆の湿熱と関係する言われます。

補足説明 春先にタンポポを目にすると気分が上がります。雑草として刈られてしまうことも多いですが、私の庭ではそのままにしています。夏、秋、冬を越し、また春が巡ってくると同じ場所で花を咲かせるのがすごく楽しみです。

 

参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中葯学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献

※ 本ページは教育目的の一般情報です。医療・診断・治療の代替ではありません。体質や服薬に関しては専門家にご相談ください。

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