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【薬膳の効能】塩の効能 熱と毒素を捨てる

の主な効能

寒性

1. 血の熱をとる

2. 解毒する

※塩は体を温めるとする健康法もあります。視点によって見方は異なるのかもしれません。

塩は熱をとる

塩は体の熱と血熱をとります。「血熱」とは体に熱がこもり、血に熱を持った状態を指します。

血に熱を持つと、のぼせ(時に発熱)、目の充血、出血傾向、赤みのあるできもの、イライラ、便秘など症状が現れます。塩はこのような熱証タイプに適応します。

塩は毒素を捨てる

また塩は解毒作用を持ちます。人体は毒素や老廃物を日々生み出しており、排泄する必要があります。※醤油の効能と似ています

塩は毒素を排泄する重要な役割を担っており、生命維持にかかせない物質と言えるでしょう。

補足説明 個人的には塩の解毒作用に注目しています。塩は毒素を「中和」させて排泄する力があるのではないかと推測します。

参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中葯学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献

※ 本ページは教育目的の一般情報です。医療・診断・治療の代替ではありません。体質や服薬に関しては専門家にご相談ください。

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