【薬膳の効能】豆苗の効能 余分な熱と水分をとり、解毒する。
豆苗の主な効能
平性
1. 熱と水湿を取り除き、解毒する
2. 肝気をしずめる
湿熱タイプにおすすめ
豆苗はえんどう豆(グリンピース)の若芽です。
豆苗は体の熱をとり水液代謝を高め、解毒作用があります。
体内に余分な熱がたまり、湿気や水分、毒素などを抱えている人に向きます。専門的には湿熱タイプの人におすすめです。
最近は多くのスーパーで見かけるようになりました。2度収穫できる点も楽しいですね。体質的に合う方は積極的に取り入れると良いと思います。
肝気の上亢をしずめる
豆苗は肝の気が異常亢進した時に気をしずめる作用もあります。
中医学の「肝」は西洋医学の肝とは解釈が異なり、全身の気の流れを調節する役割があります。
そして肝の気はハイパワーで上昇(異常亢進)しやすい性質があります。豆苗は肝気が上亢した場合、気をしずめる働きがあります。
初心の方には少し難しいかもしれません。肝の働きは現代の自律神経とリンクする部分があります。中医学の「肝」についてはこちらをご参照ください。