【薬膳の効能】ラズベリーの効能 2つのポイント
ラズベリーの主な効能
微温 ※平性説あり
1 腎の機能を養う
2 肝を養い、目の機能を高める
ラズベリーは腎を補う
ラズベリーは腎に作用し「腎」の機能を養います。
※中医学の「腎」は西洋医学の腎臓とは解釈が異なります
専門的には腎虚、腎精不足に適応します。
白髪、足腰や耳の弱り、生殖機能の低下など腎虚による各種症状の改善を補助します。
ラズベリーは目の機能を高める
ラズベリーは「肝」にも作用し、目の機能を高める性質もあります。
※中医学の「肝」は西洋医学の肝臓とは解釈が異なります
中医学では肝と目は経絡でつながっており、肝は目も含む概念です。
ラズベリーは肝の機能を養うことを通して目の機能を高めます。視力の低下や眼精疲労、かすみ目などに良いでしょう。
ブルーベリーも同じような薬効があります。
参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中葯学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献
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