【薬膳の効能】小松菜の効能　乾燥体質の改善に。

薬膳では、小松菜は体に津液(体液)を補い乾燥体質の改善に役立ちます。

空咳が出る、鼻や喉が乾燥するなどの津液不足、陰虚タイプの人に適しています。

中薬学から見る小松菜

性味：涼・甘
帰経：肺・肝・大腸
主な効能：清熱涼血・養陰・通便
季節：冬（通年可）

薬膳における「小松菜」の主な効能とポイントを紹介します。

涼性

体液を補う

※温性説もあります

小松菜は滋陰作用があり、体に津液(体液)を補います。

小松菜は体に水分を補うことで、乾燥を改善します。

専門的には津液不足、陰虚証の乾燥やほてりの改善に適しています。

目安としては、空咳が出る、鼻や喉が乾燥する、便秘がち、顔がほてるなどの症状がみられる方に合います。このタイプの方は小松菜を積極的に摂ると良いでしょう。

用途
空咳／ほてり／鼻や喉の乾燥／便秘気味

相性
油揚げ・厚揚げ・しらす／胡麻・味噌・出汁。お浸し・味噌汁

注意
寒涼性。冷え体質は生姜・胡麻油など温性を添える。

参考文献：『中医葯膳学』（中国中医葯出版社）、『中薬大辞典』、『中葯学』（上海科学技朮出版社）、『食材効能大事典』（東洋学術出版社）、その他古典文献

※ 本ページは教育目的の一般情報です。医療・診断・治療の代替ではありません。体質や服薬に関しては専門家にご相談ください。

🌰 森の掲示板

🌰 森の掲示板はこちら →
過去の投稿を全部みる →