【薬膳の効能】えのき茸の効能 消化と排泄両方を改善
えのき茸の主な効能
寒性
1. 余分な熱をとる
2. 脾胃の機能を高め、気を補う
3. 便通を良くする
えのきは余分な熱をとる
えのきは寒性で、基本的に体の熱をとり除きます。特に肝の熱をとり、胆汁をスムーズに分泌させる作用があります。
胃腸の機能を高め、便通も改善
えのきは脾胃を養い消化吸収力を高め、気を補う作用もあります。
胃腸虚弱、気虚タイプに適応しますが、このタイプは冷えていることが多いため、えのきと温性の食べ物を合わせて冷えから守ると良いでしょう。
またえのきは大腸を潤し、便通を出やすくする作用もあります。乾燥性の便秘の改善に良いでしょう。
ちなみに「なめたけ」は基本的にえのきと同じ効能です。
個人的には、なめたけの方が胃腸の粘膜を潤す作用は強いのではないかと思っています。