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【薬膳の効能】なつめの効能 気血を補い、精神不安を改善

なつめ枸杞酒(胡桃の庭の薬膳)

なつめの主な効能

温性

1.  気血を補う

2.  精神を安定させる

なつめは南ヨーロッパ及び西方アジアを原産とするクロウメモドキ科の落葉樹です。

ナツメヤシ(デーツ)と混同されることがありますが、「なつめ」と「ナツメヤシ」は全く別の植物です。(デーツは中近東原産のヤシ科の「ナツメヤシ」の実)

なつめは補気薬

干しなつめは気血を増やす作用があり、昔から薬膳で使われています。生薬として使う場合は「大棗(たいそう)」と呼び名が変わり、補気薬に分類されます。

気血不足の方は顔色が蒼白く疲れやすい、冷えやすい、めまいがする、しびれ、風邪をひきやすいなど特有の症状があらわれます。こんなタイプになつめはおすすめです。

専門的には気虚証血虚証の方に適応します。

血を増やして精神不安を改善

中医学では「血は精神活動を支える」という理論があります。裏を返せば、血が不足すると精神不安が起こりやすいというわけです。

なつめは血を増やすことで、結果的に精神を安定させます。

補足説明 熱証の方、痰湿体質の方は、なつめの食べ過ぎには注意してください。食べ過ぎると体に過剰な熱や痰が生じ悪化を招く可能性があります。

なつめの料理教室・メニュー >

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