栗の主な効能
温性
1. 腎を養う
2. 消化吸収機能を高める
老化による各種症状に
栗は薬膳では「腎機能」を高める木の実とされ、各種老化症状(足腰の弱り、骨や歯の弱り、髪が抜ける、白髪、めまい、耳鳴り、頻尿など)に使われます。
中医学における「腎」は、西洋医学の腎臓とは解釈が異なります。中医学の腎とは成長、生殖、老化と関係します。また水液代謝の要であり、呼吸とも関係します。
栗ときのこのごはん (胡桃の庭の薬膳より)
胃腸虚弱タイプにも
また栗は脾胃の働き(消化吸収機能)を高める作用もあります。
例えば胃腸が弱く、食べた後胃がもたれ、下痢をしやすい脾気虚タイプにもおすすめです。