1. HOME
  2. ブログ
  3. 【薬膳の効能】里芋はむくみの味方!

【薬膳の効能】里芋はむくみの味方!

里芋の主な効能

 平性

1.  胃の機能を調和させる

2.  むくみ、しこり、腫れ物、痰をとる

胃の機能を整える

里芋は、基本的に胃が不調で消化力が低下している時に向いています。

例えば、胃が脹って苦しい時や、吐き気、ゲップが多いなど、胃の気が正常に降りない時(胃の気は降りるのが正常)など、胃の機能を整えます。

黒米と里芋と昆布のごはん黒米と里芋のごはん(胡桃の庭の薬膳)

むくみやしこり、痰を取り除く

里芋のもうひとつの特徴は、むくみやしこりをとる作用です。

体内に余分な水分が停滞するとむくみが生じ、これが長期化すると「痰」と呼ばれる病理物質をつくります。

ここで言う「痰」とは肺以外の場所にも停滞するものとイメージしてみてください。(西洋医学とは解釈が異なります)

痰が凝集すると腫れもの、しこりを生みますが、里芋はこういった、むくみや腫れ物、しこりを柔らかくして散らす作用があります。

専門的には痰飲証に適応します。また瘰癧(結核性頸部リンパ節炎)などの治療にも適応します。

補足説明 私は食べ過ぎが続いて胃腸が重くなってしまった時は、まずは食事の量を減らします。
そして蒸した里芋を腹八分目程度食べることで、体調を元に戻すことがあります。特に冬は美味しい季節ですし、一石二鳥なのです。

 

関連記事

© KUMINONIWA/365 Co., Ltd.
本サイトの掲載内容の無断転載、転用を禁じます

【調べもの】

 

講座一覧はこちら

開講情報

初心者情報が届く!

人気の読みもの