【二十四節気の薬膳】清明 4月4日頃 神経の高ぶりをおさえる食べ物
清明(4月5日頃)は自然が清らかに生き生きとする頃。気が上にのぼり神経が高ぶりやすい時期です。
薬膳の観点で、気をしずめる食材と簡単レシピを紹介します。
菊花枸杞茶
清明|すべてが活発になる頃
清明は「清浄明潔」を略した言葉で、自然が清らかに生き生きと輝く時期です。太陽の光が強まり、気血の流れも活発になります。
ただし気が上にのぼりやすく、神経が高ぶって動悸やめまいを感じることも。気を落ち着ける食材を意識しましょう。
気をしずめる食材
気が上にのぼりやすい時、薬膳では「平肝」「潜陽」の食材を使います。
おすすめの食べもの:
菊花、セロリ、せり、ピーマン、クレソン、トマト、ほうれん草、アロエ など
清明の頃におすすめ「菊花枸杞茶」
胡桃の庭のワークショップでも毎年紹介している「菊花枸杞茶」です。
菊花枸杞茶(胡桃の庭の薬膳)
【材料・2人分】
菊花 3g/枸杞の実 小さじ2/熱湯 400ml
【作り方】
- ポットに菊花と枸杞の実を入れ、熱湯を注ぐ。
- 3〜5分蒸らしてからカップに注ぐ。
目や頭の疲れをやわらげ、上にのぼった気を落ち着ける養生茶です。菊の独特な香りはリラックス効果もあります。
季節のひとこと:「すべてが清らかに輝く季節。…なのに机の上だけは混沌を極めてます📚」