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【二十四節気の薬膳】小寒 1月5日頃 消化不良を解消する

小寒(1月5日頃)は「寒の入り」。薬膳では冷えや食積に注意し、温める食材と軽やかな食生活で整えます。

薬膳の観点で、未消化物の解消に役立つ食材と簡単レシピを紹介します。

冬木立の風景

小寒|寒さ厳しい頃

小寒は「寒の入り」とも言い、寒さがいっそう厳しくなる頃です。人によっては冷えによる痛みやこわばりが出やすくなります。

体を外から冷やさない工夫に加えて、温める・巡らせる食材を意識して取り入れるのが、薬膳的な食養生です。

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年末年始の「食積」ケアの食材

年末年始のごちそう続きで、消化不良になりがち。

胃腸に溜まった未消化物(食積)を解消しましょう。

未消化物を解消しやすい食べもの
かぶ、大根、ラディッシュ、レタス、山査子、いちご、きんかん、ゆず、りんご、パイナップル、発芽玄米、そば、酢 など

ポイントは腹八分目(できれば七分目)。量を少し控えるだけでも、溜まったものは自然とほどけていきます。

小寒の頃「七草粥」

七草粥は日本でもこの季節の定番ですが、薬膳でもお粥は胃腸を休めつつ、消化吸収力を高める作用があり、この季節におすすめです。

七草粥

【材料・2人分】

米 1/2合/水 600ml/塩 少々/春の七草 適量(軽く下ゆでして刻む)/薄口しょうゆ 少々(好みで)

【作り方】

  1. 鍋に研いだ米と水を入れ、弱~中火でコトコト煮る(目安30分)。米が柔らかくなったら七草を加える。
  2. 塩(好みで薄口しょうゆ)で味をととのえ、火を止めて少し蒸らす。

これをいただくと、1年がはじまる!気分になります。

季節のひとこと:「キッチンでコトコト煮ながら、このコラムもコトコト仕上げています~🍲」

 

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