【二十四節気の薬膳】大寒 1月20日頃 からだと経絡を温める食べ物
大寒(1月20日頃)は1年でもっとも寒い時期です。
薬膳の観点で、体や経絡をあたためる食材と簡単レシピをご紹介します。
大寒|一年で最も寒い頃
大寒は一年で最も寒さが厳しい頃。池や水たまりも凍りつき、冷え込みがピークに達します。
やはりこの季節は、体を温めることが薬膳的養生の基本となります。
からだや経絡を温める食材
薬膳では基本的に温性の食材と「補陽」「温中」「温裏」「散寒」の性質をもつ食べ物を積極的に使います。
寒さで経絡の流れが滞りやすいため、「温経」の食材も役立ちます。
おすすめの食べもの:
甘酒、シナモン、カルダモン、クローブ、ナツメグ、レモングラス、山椒、胡桃、海老、鮭、ムール貝、羊肉、鶏肉、なつめ、ねぎ、よもぎ、らっきょう、生姜、にんにく など
大寒の頃「なつめ甘酒」
飲み物でもあり、デザートにもなる簡単薬膳です。
体を芯から温め、冷えやすい大寒の養生にぴったりです。

甘酒なつめミルク|胡桃の庭の薬膳
【材料・2人分】
なつめ2個/甘酒240ml/水200ml
【作り方】
- 【準備】なつめに切り込みを入れる
- ミルクパンになつめと水を入れて火をつけ、沸騰したら弱火にして7~8分煎じる。(お湯の量が2/3くらいになる程度)
- 甘酒を加えて温める。※焦げやすいので気をつけてください~
これ、1杯でもけっこうボリュームがあります~
季節のひとこと:「オリオン座が美しい季節ですね。冬の夜空では必ず探してしまいます🌠」