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【二十四節気の薬膳】穀雨 4月20日頃 肝と脾を養生する

穀雨(4月20日頃)は春雨が百穀を潤す季節。気の滞りによる胃腸の不調にご注意を。

薬膳の観点で、気の流れをととのえる食材と簡単レシピを紹介します。

胡桃の庭の山査子茶

穀雨|種まきの頃

「穀雨」は春雨が百穀を潤すことから名づけられ、種まきに適した時期を意味します。自然界が潤い、農作業も本格化します。

現代では新年度の環境変化が多く、ストレスで気の流れが滞りやすい頃。気滞は消化にも影響し、胃もたれや食欲不振を招きやすくなります。

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気の巡りをととのえる食材

薬膳では「理気」の食材を使います。未消化物がたまりがちな時は「消食」の食べものも合わせると良いでしょう。

おすすめの食べもの
理気の食材 : 山査子、陳皮、玉ねぎ、ピーマン、らっきょう、三つ葉、みょうが、グレープフルーツ など
消食の食材 : 山査子、大根、かぶ、ラディッシュ、あさつき、香菜、金柑、りんごなど

穀雨の頃「山査子茶」

山楂子は未消化物を解消し、気を巡らす作用も合わせ持っています。


山査子茶(胡桃の庭の薬膳)

【材料・2人分】

山査子(乾燥) 5〜6枚/熱湯 400ml/はちみつ 少々(お好みで)

【作り方】

  1. ポットに山査子を入れ、熱湯を注ぐ。
  2. 5分ほど蒸らしてカップに注ぎ、好みではちみつを加える。

消化を助けて気の巡りを整え、春のストレスケアにも役立つお茶です。

季節のひとこと:「恵みの雨が未来の実りを育てます。私の傘は昨日の風で裏返りました☔️」

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