【二十四節気の薬膳】啓蟄 3月6日頃 春先はほろ苦い食べ物で解毒する
啓蟄(3月6日頃)は虫が土から顔を出し、春の陽気が高まる季節。薬膳では解毒の季節です。
薬膳の観点で、解毒を助ける食材と簡単レシピを紹介します。
啓蟄|陽気が高まる頃
「啓蟄(けいちつ)」は冬ごもりしていた虫が地中から這い出る頃。自然界に陽気が満ち、生命がいっせいに活動を始めます。
私たちの体も新陳代謝が盛んになり、解毒や巡りを意識すると良い時期です。
春先におすすめの食材(解毒)
春のほろ苦さには解毒作用があり、冬にたまった余分なものを外に出してくれます。
おすすめの食べもの:
ふきのとう、ふき、せり、こごみ、ぜんまい、タラの芽、菜の花、アスパラガス、エシャレット、ねぎ、紫蘇 など
啓蟄の頃におすすめ「ふきのとう味噌」
春の苦味をおいしく取り入れられる定番の養生レシピです。
【材料・2人分】
ふきのとう 5個/味噌 大さじ2/みりん 大さじ1/砂糖 小さじ1/油 少々
【作り方】
- ふきのとうをさっと塩ゆでし、水にさらしてアクを抜き、みじん切りにする。
- 鍋に油を熱し、ふきのとうを炒め、味噌・みりん・砂糖を加えて練り上げる。
- 冷めたら保存容器に入れる。ご飯や野菜に添えていただく。
ふきのとうと言えば、天ぷらもおいしいですよね。旬の時期は買い物に行くと無意識に探しています。
季節のひとこと:「私たちの心にも、新しい光が差しこんでいますね✨」