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【二十四節気の薬膳】大雪12月7日頃 温かい飲み物に頼りすぎない

大雪(12月7日頃)は、本格的に雪が降り始める頃。冷え込みが強まり、体調を崩しやすい季節です。

薬膳の観点で、体を温めながら血の巡りをよくする食材と簡単レシピを紹介します。

 

大雪|本格的に雪が降り始める頃

大雪は北国で本格的に雪が降り始める頃。関東も冷たい空気に包まれ、冬らしさが増します。

冷えやすい季節ですが、温かいお茶や飲み物に頼りすぎるのは注意。体内に余分な水がたまると、かえって冷えの原因になることもあります。

本当の冷え対策は「代謝まで含めて考えること」が重要です。

大雪のおすすめ食材

体を温めつつ、血の流れを活性化する食べ物を紹介します。

体を温め、血流をよくする食べもの
にら、玉ねぎ、ねぎ、高菜、にんにく、レモングラス、鮭、鰯、にしん、黒砂糖、酒粕、サフラン、酢、酒、焼酎、ワイン など

🔖「立冬」でも書きましたが、実熱(鬱熱)、虚熱タイプの方は無理に温める必要はありません

厳密に言えば”万人に良い食べ物”というものは存在しません。あくまで「人」が先ですね。

この点を理解すると、体質改善の第一歩を踏み出すことができます。

大雪の頃「胡桃と生姜と鮭のごはん」

胡桃の香ばしさと生姜の温め効果、鮭の旨みを合わせた滋養ごはんです。

胡桃と生姜と鮭のごはん

【材料・作りやすい量】

米 2合/胡桃(無塩) 20g/鮭(焼いてほぐしたもの) 1切分/生姜(スライス) 5枚/炒り白胡麻 小さじ2/長ネギ 10㎝/酒 小さじ1/しょうゆ 小さじ2/水 適量

【作り方】

  1. 米をとぎザルにあげておく。胡桃は沸騰したお湯(材料外)で茹でてから粗く刻む。ネギは小口切り、大葉は千切りにする。
  2. 炊飯釜に米、胡桃、蒸し生姜を入れる。醤油、酒、水(材料外)を目盛まで注ぎ、炊く。※炊き上がったら生姜は取り除く
  3. ボールに炊きあがった①をいれ、鮭と胡麻を加えて全体を軽く混ぜ合わせる。
  4. 器に盛り、ネギを乗せる。

このご飯、薬膳的にはわかりやすく「温性」です。胡桃の庭のワークショップの定番にもなっています。

季節のひとこと:「朝の空気がきりりと引き締まります。朝ヨガで一日が清々しくなります🧘」

 

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