【二十四節気の薬膳】大雪12月7日 温かい飲み物に頼りすぎない
本格的に雪が降り始める頃
12月7日は「大雪(たいせつ)」です。
寒さが増し、北国では本格的に雪が降り始める頃とされます。
関東も12月に入り、ひんやりした空気になりました。
身体やお腹が冷えやすい季節ですが、温かいお茶や飲み物に頼りすぎないことが大切です。
温かいお茶であっても、体内で時間が経てば体温程度の水分になります。
過剰な水が体に溜まると体やお腹を冷やし、これによって気血の流れも悪くなります。
結果、体は冷えるわけです。
ですから、本当の冷え対策は「代謝まで含めて考える」ことが重要なんですね。
詳しくは講座で。
ここでは体を温めつつ、血の流れを活性化する食べ物を紹介します。
おすすめの食べもの :
にら、玉ねぎ、ねぎ、高菜、にんにく、レモングラス、鮭、鰯、にしん、黒砂糖、酒粕、サフラン、酢、酒、焼酎、ワインなど
「立冬」でも書きましたが、実熱(鬱熱)、虚熱タイプの方は無理に温める必要はありません。
厳密に言えば”万人に良い食べ物”というものは存在しません。あくまで「人」が先ですね。
この点を理解すると、体質改善の第一歩を踏み出すことができます。