【二十四節気の薬膳】寒露 10月8日頃 便秘にご用心。乾燥性便秘対策の食べ物
寒露(10月8日頃)は、草木に冷たい露が宿り秋が深まる頃。朝晩は冷えますが、日中はまだ暑さが残り体調を崩しやすい時期です。
薬膳の観点で、乾燥による便秘を防ぐ食材と簡単レシピを紹介します。
寒露|秋が深まる頃
寒露は秋がいっそう深まる節気。朝晩は冷え込み、草木に冷たい露が宿ります。とはいえ日中は暑さが残る日もあり、体調管理が難しい時期です。
薬膳的には肺の養生が基本。肺と大腸は表裏関係にあり、乾燥すると空咳や喉の乾きに加え、便秘にもつながります。
乾燥性の便秘対策の食材
便秘の原因は、実際には人によって異なりますが、ここでは「乾燥性」の便秘対策の食べ物を紹介します。
おすすめの食べもの:
杏仁、胡麻、松の実、くるみ、アーモンド、さつまいも、えのきだけ、かぼちゃ、黒木耳、白木耳、小松菜、白菜、アボカド、いちじく、ごま油 など
黒胡麻のおしるこ
黒胡麻は腸を潤し便通を助ける食材。香ばしい香りと自然な甘みで、秋のデザートにぴったりです。

【材料・2人分】
黒胡麻ペースト 大さじ2/黒砂糖 35g/上新粉 大さじ1/枸杞の実 適宜/水 350ml
【作り方】
- 鍋に上新粉を入れ、水を少しずつ加えながらかき混ぜる。
- 中火で熱し、黒砂糖を加えてかき混ぜ、さらに黒胡麻のペーストを加えてかき混ぜる。
- 沸騰してきたら火を弱めてかき混ぜ続け、とろみが出てきたら火を止める。
- 枸杞の実を加え、枸杞が戻れば出来上がり。
季節のひとこと:「澄んだ月夜に、秋の静けさが響きます。月光ヨガなんかも良い時期ですね🌕」






