【二十四節気の薬膳】立秋 8月7日頃 噴き出す汗には気陰を補い、収斂する。
立秋(8月7日頃)は、暦のうえでは秋の始まりですが、実際にはまだまだ猛暑が続きます。
薬膳の観点で、気と陰を補い体液を守る食材、簡単レシピを紹介します。
立秋|猛暑が続く頃
立秋は暦のうえでは秋の始まりですが、実際には厳しい暑さが続きます。
二十四節気は中国の暦なので、日本の季節感とは少しずれることもあります。
🔖 二十四節気は中国の暦であるため、日本の気候や季節感とはズレがあります。
立秋のおすすめ食材
噴き出す汗で消耗しやすいこの時期は「気陰双補」の食材、汗を収斂する食材を使います。
また「生津」「止渇」「解暑」「清熱」も意識すると、夏バテ防止につながります。
気陰を補い、体を潤す食べもの:
山芋、はちみつ、オクラ、エリンギ、なめこ、モロヘイヤ、トマト、梅、レモン、りんご、パイナップル、ハイビスカス、ローズヒップ、ココナツウォーター など
薬膳の夏の飲み物「酸梅湯」
台湾では夏に飲まれる定番ドリンク「酸梅湯」。
烏梅、山査子、ハイビスカス、甘草を煮出した甘酸っぱい飲み物で、汗を収斂しながら体液を補います。

【材料・2人分】
烏梅 2個/ハイビスカス 3個/山査子 5個/甘草 2枚(スライス)/氷砂糖 適量/水 600ml
【作り方】
- 材料をすべて鍋に入れ、弱火で15分ほど煮出す。
- 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
- グラスに注ぎ、お好みで氷を浮かべていただく。
季節のひとこと:「夏の熱気に、秋の気配がまぎれます。でも冷凍庫はまだ夏のものでいっぱいです🍉」






