【薬膳の効能】ゴーヤの効能 苦瓜はほてりや毒素をとりのぞく
胡桃の庭 夏の薬膳
ゴーヤ・苦瓜の効能
寒性
1. 体の熱をとる
2. 解毒する
体の熱をとりのぞく
夏に旬をむかえるゴーヤは体の熱を取り除く野菜です。
暑熱による体のほてり、口やのどの渇きなどを改善します。
やはり自然の摂理はうまくできていますね。夏日が続き、体に熱がたまりがちな時はゴーヤを適度にいただくと良いでしょう。
ゴーヤは解毒する
ゴーヤは体内の毒素を取り除く作用もあります。
特に熱毒がたまった時に適します。例えば炎症を伴う下痢、のどの痛み、化膿性の湿疹、膿瘍、腫れ物がある場合は積極的に使うと良いと思います。
ゴーヤは寒証の人に不向きと言えます。特に胃腸が弱く、お腹が冷えている人はご注意ください。
参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中葯学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献
ほかの食材効能一覧はこちら≫ | 二十四節気一覧 | 薬膳用語集
※ 本ページは教育目的の一般情報です。医療・診断・治療の代替ではありません。体質や服薬に関しては専門家にご相談ください。