【薬膳の効能】チーズの効能 臓腑を潤し乾燥を改善する
チーズの主な効能
微寒
1. 臓腑を潤す
2. 止血する
五臓に潤いを与える
チーズは臓腑に潤いを与え、乾燥を改善する作用があります。
特に肺と大腸の乾燥を改善します。肺が乾燥して空咳が出る時や腸の粘膜に潤いがなく便秘がちの時などに向いています。
クリームチーズとパセリのおやつ(胡桃の庭)
出血傾向を改善
チーズは収渋作用もあり、慢性的な出血傾向、血便、血が混じる下痢などを改善します。
ただし出血の原因は様々です。例えば血熱による出血もあり、この場合はチーズは向きません。
参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中葯学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献
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