【薬膳の効能】えごまの葉の効能 荏胡麻は肺と大腸に作用する
薬膳では、えごまは温性で肺と大腸に入ります。
肺に潤いを与える作用や気をおろす作用があり、咳の改善などに役立ちます。

中薬学から見るえごま
性味:辛・温
帰経:肺
主な効能:発汗解表・止咳・理気
季節:秋~冬
帰経:肺
主な効能:発汗解表・止咳・理気
季節:秋~冬
現代薬膳から見るえごま
薬膳における「えごまの葉」の主な効能とポイントを紹介します。
温性
1. 肺を潤し咳や痰を改善する
2. 腸を潤し便通を良くする
えごまの葉は咳や痰を改善
えごま(葉)は肺に潤いを与えつつ、気を降ろす性質があります。
例えば肺が乾燥して咳が出る時、痰を伴う咳の改善に役立ちます。
えごまの葉は便秘改善にも
中医学では肺と大腸は表裏関係とされます。
エゴマの葉は大腸にも働きかけ、腸に潤いを与え便通を良くする性質があります。
そして気を降ろす作用で便秘の改善をアシストします。
用途
風邪予防/咳・痰/気の滞り
風邪予防/咳・痰/気の滞り
相性
大根とあわせて咳止めに
大根とあわせて咳止めに
注意
熱証タイプの人は控えめに
熱証タイプの人は控えめに
参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中葯学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献
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※ 本ページは教育目的の一般情報です。医療・診断・治療の代替ではありません。体質や服薬に関しては専門家にご相談ください。









