桐蔭横浜大学生涯学習センター「100年人生の薬膳」②
桐蔭横浜大学生涯学習センターの薬膳講座は、2021年度はオンラインで行っています。
「100年人生の薬膳」第2回目は「漢方からみた不老長寿」がテーマでした。
女は7の倍数 男は8の倍数
中医学の五臓のひとつに「腎」があり、腎には「精」が貯蔵されています。
この腎精は生殖能力、子供の成長、大人の老化と関係し、腎精はその人の一生の中で変化していきます。
そして腎精の変化には節目のようなものがあります。それが「女性は7の倍数」「男性は8の倍数」ということです。
講座では体はどう変化していくか?を解説し、代表的な養生食材も紹介しました。
老化をソフトランディングさせるために
肝腎を補い、五臓の連携を正常に保ち、気血津液を充足させ、正常な流れを保つことが、本当の意味で老化を防ぐことになります。
残念ながら、老化を防ぐ「特定の食べ物」は存在しません。あくまで体全体として捉えることが大切なのです。
今回の話の続きとして、次回は「スープのすすめ」をお話します。