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「ゆっくりまなぶ体質改善の薬膳学」桐蔭横浜大学生涯学習センター第14回

今期ラストとして中医学からみた「老化」と「50才からの食養生」についてお話しました。

中医学のバイブル『黄帝内経』には「女性は7の倍数、男性は8の倍数で体が変化する」と記されています。
これは「腎気」(成長や発育、生殖と関係が深い)の変化であり、これが7の倍数、8の倍数を節目に成長→老化の道を辿ります。

日本は「人生100年時代」とい言れるようになり「50才以降、どのように養生していくか」は、私たちみんなにとって大事な問題ではないでしょうか?
50才以降の養生のあり方次第で、老化の曲線をより緩やかな曲線に変えていくことができます。

薬膳では「補腎」の食材を生活に取り入れていくことがひとつのセオリーですが、私はこれだけでは十分とは言えないと思っています。
もちろん補腎の食材を摂ることは大事ですが、食生活そのものを調整していくことの方がもっと重要に思います。
そして食事だけでなく、運動や睡眠も含めたライフスタイル全体として考えていき、総合的に養生していくことが非常に大切です。

受講生の皆様、今期も毎回熱心に聴講いただき、どうもありがとうございました。
そして事務局の皆様、今期もお茶の支度など毎回お世話になりありがとうございましたm(__)m

次回は秋からですね。また皆様にお会いてきますことを楽しみにしております!

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