【薬膳の効能】龍眼(りゅうがん)の効能 血を増やし精神不安を改善する
龍眼紅茶 (胡桃の庭の薬膳)
龍眼の主な効能
温性
1. 血を増やす
2. 心と脾の機能を養う
龍眼は補血薬
龍眼は日本ではあまりなじみがありませんが、東南アジアから中国南部を原産とする果物です。多くは果肉を乾燥加工したものが食材や生薬として使われます。
生薬名は「龍眼肉」と言い、血を増やす補血薬に分類され血虚証、気虚証の治療に使われます。
中医学の「血」は精神活動を支える物質です。龍眼は血を増やすことで精神不安を改善する、というロジックですね。
例えば顔色や爪が白っぽい、めまい、立ちくらみ、しびれ、目が乾く、髪のツヤがない、抜け毛、月経不順、精神不安、不眠などの不調をいくつもかかえている方におすすめです。
龍眼は産後の気血不足にもおすすめです。温性で体を温めつつ、気血を増やすので、心身の気力の回復に役立つと思います。
龍眼肉(補血薬)
龍眼は心と脾を養う
龍眼は五臓の中では「心」と「脾」に作用します。
心血不足による動悸、息切れ、健忘、不眠や脾気虚による消化不良、下痢などに龍眼は向いています。
龍眼はかなり甘いです!ドライフルーツ(半生タイプ)として、そのままおやつとしていただくことができます。あるいは上部の写真のように紅茶と合わせても美味しいです~
参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中医飲食営養学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献
※ 本ページは中医薬膳の伝統知識にもとづく教育コラムです。中医学独自の概念・用語にもとづく表現を含みます。特定の効果を保証するものではなく、医療・診断・治療の代替を意図するものではありません。体調や服薬の個別判断は、医師・薬剤師等の専門家にご相談ください。





