【薬膳の効能】海老(エビ)|足腰の冷えと老化対策に。陽気を補う冬の味方
中医学の定義において海老は、温性の性質を持ち、体内の陽気を補って芯から温めるとともに、生命エネルギーの源である「腎」の機能を高める効能を持つ食材です。
足腰の冷えや痛み、老化に伴う耳鳴り、めまい、排尿異常などの改善に適しており、中医学で「腎」への負担が増える冬の時期に特におすすめの食材です。
中薬学的データ 🍵 医食同源
性味:甘・温 / 帰経:肝・腎 / 分類:補陽薬(ほようやく)
海老の薬膳的効能と特徴
- 補腎助陽:陽気を補い、足腰の冷えを改善する
体を芯から温めて冷えを取り除きます。特に足腰が冷えやすい陽虚(ようきょ)タイプ の方におすすめです。にんにくや生姜を合わせると、さらに温め効果が高まります。 - 補腎益精:腎の機能を高め、老化症状をケアする
成長や老化を司る腎(じん)の機能を補います。足腰のだるさ、耳鳴り、めまい、物忘れ、排尿異常、むくみといった「腎の弱り」からくる症状の緩和に役立ちます。
💡 知っておきたいポイント
海老が「おせち料理」の定番なのは、曲がった腰を長寿の象徴としているからですが、薬膳の視点で見ても「腎」を補う海老は、まさに老化防止にぴったりの食材です。中医学では「冬は腎に負担がかかる季節」とされています。お正月だけでなく、冬の食卓に積極的に取り入れたいですね。他の具材の効能は【おせち特集ページ】もあわせてご覧ください。
海老が「おせち料理」の定番なのは、曲がった腰を長寿の象徴としているからですが、薬膳の視点で見ても「腎」を補う海老は、まさに老化防止にぴったりの食材です。中医学では「冬は腎に負担がかかる季節」とされています。お正月だけでなく、冬の食卓に積極的に取り入れたいですね。他の具材の効能は【おせち特集ページ】もあわせてご覧ください。
適応
冷え・足腰のだるさ・老化対策
冷え・足腰のだるさ・老化対策
おすすめ
冬の冷え込みが気になる時に
冬の冷え込みが気になる時に
相性UP
にんにく・生姜
にんにく・生姜
温めるエビチリ(胡桃の庭の薬膳より)
講師のひとりごと
おせちの海老、ただのお飾りだと思ったらもったいないかもしれません。 海老は数ある食材の中でも、生命のエネルギーをチャージする「補陽(ほよう)」の力が強いです。教室では、冬に弱りやすい「腎」をいたわるメニューとして、エビチリなどもご紹介しています。お正月に海老を食べることは、新しい一年を元気に、若々しく過ごすための「薬膳的な儀式」でもあるんですね。
参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中薬大辞典』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献








