1. HOME
  2. ブログ
  3. 【コラム】食物の効能
  4. 【薬膳の効能】白米・うるち米の効能と注意点

【薬膳の効能】白米・うるち米の効能と注意点

白米の主な効能

 平性

1.  脾の機能(消化吸収力)を高める

2.  気を補う

脾胃を養い体の土台をつくる

薬膳では「体は気血津液でできている」と考えますが、気血津液は脾の機能で生み出されます。

その点、お米は脾を健全にする作用があり「体の土台をつくるの食べ物」と言えます。日本人の主食になっているのも頷けますね。

またお米は胃の粘膜を潤し、のどの渇きを止める作用もあります。

胡桃の庭の薬膳より

ここがポイント ただし薬効の多くは胚芽などに含まれるため、胡桃の庭では玄米、7分づきや5分づきをおすすめしています。

江戸時代に白米を食べるようになった時、「脚気」になる人が続出したという話はそれを物語るかのようです。

 

参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中葯学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献

※ 本ページは教育目的の一般情報です。医療・診断・治療の代替ではありません。体質や服薬に関しては専門家にご相談ください。

関連記事

© KUMINONIWA/365 Co., Ltd.
本サイトの掲載内容の無断転載、転用を禁じます

 
🌰 森の掲示板
 
🔰 初心者向けの講座
🍃 健康法探しの旅に終止符を 🍃
人気の読みもの