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【薬膳の効能】冬虫夏草の効能 虫とキノコが合体?その効能とは

冬虫夏草の主な効能

温性

 1  腎と肺の機能を強化する

 2  痰を解消する

冬虫夏草とは

冬虫夏草はコウモリ蛾などの幼虫に寄生して成長するキノコです。つまり虫とキノコが合体した複合体と言えます。

冬は虫の姿で夏になると草(キノコ)になると考えられたことから、冬虫夏草という名になったとされます。

冬虫夏草は腎機能を強化

冬虫夏草は腎機能を補い、腎精を補う性質があります。
中医学の「腎」は西洋医学の腎臓とは解釈が異なります

例えば腰や膝のだるさや痛み、排尿異常、生殖機能の低下などの改善に冬虫夏草は向いています。

冬虫夏草は肺に作用し痰を止める

また冬虫夏草は肺に作用して咳、喘息、痰を止める性質もあります。

昔は肺結核の咳や吐血の治療などにも使われたようです。

補足説明  先人はこのようなもの(虫とキノコの合体)にも興味を持ち、よく薬効まで突きとめたものだとつくづく感心させられます。
現代では冬虫夏草は補陽薬に分類され、陽虚証や陰陽両虚証などの治療に使われます。

 

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