【薬膳の効能】しじみの効能 黄疸の改善・湿熱体質の人に。
しじみの主な効能
寒性
1. 体の熱をとり、解毒する
2. 湿熱をとりのぞく
体の熱をとり、解毒する
しじみは体の熱をとり、毒素をとりのぞく性質があります。
ここで言う毒素とは体内毒素を指しますが、特に酒毒を解消し、昔は食中毒にも適用されたようです。
現代もしじみは二日酔いに良いと言われますね。これは薬膳と共通します。
湿熱をとる
しじみは湿熱をとる作用もあります。湿熱とは体内湿気と熱が合わさったイメージです。(これが体内に停滞すると様々な疾病を生みます)
例えば肝胆に湿熱がたまると黄疸として表れやすいのですが、しじみはこのような時に使われます。
あるいは膀胱に湿熱が溜まることもあり、この場合は尿の出が悪くなる、排尿痛などの症状が表れますが、こんな時にもしじみは有効です。
湿熱と生活習慣病は関係が深いと言われます。湿熱体質の人はしじみを積極的にいただくと良いかもしれません。