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【薬膳の効能】いんげん豆の効能 むくみをとり胃腸の機能を高める

いんげん豆の主な効能

 平性

1.  脾の機能を高める

2.  余分な水を排泄し、むくみをとる

消化吸収力を高める

いんげん豆は脾の働きを高めて消化吸収力を養い、体に滋養を与えます。

補足説明  脾の働きのひとつに「運化作用」があります。食べ物や水分を消化して他の臓腑などに運ぶ働きを指しますが、この働きが弱ると食欲不振や消化不良が起こります。いんげん豆は脾の運化作用を健全にすることで消化吸収力を高めます。

余分な水分を捨てる

いんげん豆は水液代謝を改善し、余分な水分を尿で排泄してむくみをとる作用もあります。

胃腸が弱く飲食物をさばききれず、むくみがちなタイプの方に向いています。気虚タイプ胃腸虚弱でむくみがちの方はいんげん豆をお料理に使うと良いでしょう。

補足説明 ただしお腹が脹りやすい気滞タイプの人は避けた方が無難です。(膨満感が悪化する可能性があるため)

 

参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中葯学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献

※ 本ページは教育目的の一般情報です。医療・診断・治療の代替ではありません。体質や服薬に関しては専門家にご相談ください。

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