【薬膳の効能】胡椒の効能 胃腸を温め消化を促進!胃腸のむくみにも。
胡椒の主な効能
熱性
1. お腹を温める
2. 気を巡らし、消化不良を改善する
胡椒は体の内側を温め、痛みを止める
胡椒は体の内側(特にお腹)を温めます。基本的に「冷え」による胃腸の不調に適応します。
例えば胃腸が冷えてお腹が痛い時、冷えによる下痢の改善などに胡椒は役立ちます。
胃気をととのえ、胃の機能を正常化
胡椒は胃の気をととのえ、胃の機能を正常化する働きもあります。
中医学では胃の気は降りるのが正常とされます。しかし気の流れに異常が起こると胃気が降りず、吐き気や嘔吐、消化不良、膨満感などの症状があらわれます。このような状況で胡椒は有効です。
また胡椒は湿気(寒湿)を取り除く働きがあります。胃腸が冷えて胃腸がむくみがち(胃腸に水液が停滞)な時にも胡椒をお料理に取り入れると良いでしょう。