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【薬膳入門】「温熱性」の食べ物は体を温め、体内の機能を活性化する

例えば、下の写真は温熱性の食べ物です。

他には鶏肉、羊肉、海老、もち米、にんにく、山椒、ヨモギ、紅茶、シナモン、酒、ワイン、酢、黒砂糖なども「温熱性」です。

これらの食べものは、体を温め、体内の機能を活性化します。

寒証タイプの人には合いますので、日々の食事やお茶の時間に取り入れると良いでしょう。

一方、温性の食べものは熱証タイプの人には合いません。

日本では一般的に「体は冷やさない方が良い」「なるべく温めたほうが良い」と言われますが、薬膳の観点では必ずしもそうとは言えません。

熱証タイプの人が積極的に温めれば体調不良が悪化する可能性が高く、このタイプの方は温性の食べものは控えめにした方が良いでしょう。

「温める食べ物が良い食べ物」という価値観がなんとなく広まっている感があるのですが、実際には当てはまりません。受け手(食べる人)によっては、温める食べ物はプラスにもマイナスにもなり得ます。

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