おうちでできる薬膳「ハトムギ&小豆の使い方」
今月のお料理会は、養生スープとハトムギ、小豆を使ったお料理を作りました。
【ハトムギの茹で方】
①ハトムギを洗う(4~5回水を変えながら)
②水に3時間程度浸水する
➂②をたっぷりの水で茹でる(目安30分)
※まとめて茹でて冷凍保存してもOK
今回はハトムギ、緑豆、小豆、とうもろこし、枝豆を使ってサラダにしました。
薬効としては、水分代謝を良くして体内湿気を取り除く作用があります。

ハトムギの主な効能微寒
1. 脾を養い、水分代謝を高める
2. 熱を取るハトムギは「薏苡仁」という中薬
ハトムギは脾の働き(胃腸の消化吸収力)を高めます。そしてハトムギの殻を取り除いたものは薏苡仁(よくいにん)という利水滲湿薬です。薏苡仁は水分代謝を高める作用が...
そして今回はご飯にもハトムギ、わかめを使いました。水を巡りを高める組み合わせですね。
見た目はいつもよりお地味ごはんになりましたが(笑)、薬膳的には食材の組み合わせ方に意味があるわけです。
そして全体的に薄味に仕上げること。これも大事なポイントです。
デザートは小豆を使い、今回は「和」の風情です。
小豆はお砂糖を使わないで仕上げれば、色々な形に展開できます。

お料理に「ゆでこぼす」という言葉があります。
例えば、小豆を茹でる時やマーマレードのレシピには、"一度ゆでこぼす"というものが多いですよね。
これは色々な考え方があると思いますが、
私の場合は、ゆでこぼすか否かは「どんな味に仕上げたいか?」によって判断します。
すっきり...