【薬膳の効能】からし・マスタードの効能 お腹を温め経絡を通す！
からしの主な効能
温性
1. お腹を温める
2. 気を通し経絡を通じさせる
からしはお腹を温め、痛みを止める
からしは体の内側(特にお腹)を温めます。
「冷え」による胃腸の不調に適応し、冷えによる腹痛、嘔吐、下痢の改善などに役立ちます。
気を流し経絡を通じさせる
からしは滞った気を流し、経絡の流れをスムーズに通す作用もあります。
中医学では経絡の流れが停滞すると、痛みやしびれに繋がるとされます。からしはこのような状況に向いています。
基本的にからしは「冷え」「停滞(塞がり)」を改善する食べ物です。逆に言えば熱証やのぼせタイプの方には不向きと言えます。
参考文献：『中医葯膳学』（中国中医葯出版社）、『中薬大辞典』、『中葯学』（上海科学技朮出版社）、『食材効能大事典』（東洋学術出版社）、その他古典文献
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