【薬膳の効能】いくら・すじこ|生命の源「精」を補い、胃の働きを助ける
中医学の定義においていくら・すじこは、温性の性質を持ち、胃の機能を高めて消化を助けるとともに、生命エネルギーの根源である「精」を補う効能を持つ食材です。
食べ過ぎによる腹部膨満感や吐き気の緩和に適しており、また「精」を蓄える力を高めることで、虚弱体質の方や高齢者の健康維持に役立ちます。

中薬学的データ 🍵 医食同源
性味:甘・咸・温 / 帰経:胃・腎 / 分類:補腎薬・健脾和胃薬
いくら・すじこの薬膳的効能と特徴
- 健脾和胃:胃の働きを整え、消化不良を改善する
胃の機能を高める作用があり、食べ過ぎによる胃の張り(腹部膨満感)や消化不良、吐き気などの症状に適応します。 - 填精補腎:生命の源「精」を補い、活力を与える
気血津液(きけつしんえき) のおおもとであり、生命の原動力となる「精」を補う作用があります。精を蓄える場所である腎(じん)の機能 を助けるため、虚弱体質の方や、体力が落ちやすい高齢者におすすめです。
💡 知っておきたいポイント
おせち料理でいくらが「子孫繁栄」を願って食べられるのは有名ですが、薬膳の視点で見ても、生殖機能や成長を司る「精」を補う理にかなった食材です。中医学での「精」とは、両親から受け継ぐエネルギーと、日々の飲食から生み出すエネルギーが合わさった宝物のようなもの。いくらはその宝物をチャージしてくれる頼もしい味方です。他のおめでたい食材の効能は【おせち特集ページ】で詳しくご紹介しています。
おせち料理でいくらが「子孫繁栄」を願って食べられるのは有名ですが、薬膳の視点で見ても、生殖機能や成長を司る「精」を補う理にかなった食材です。中医学での「精」とは、両親から受け継ぐエネルギーと、日々の飲食から生み出すエネルギーが合わさった宝物のようなもの。いくらはその宝物をチャージしてくれる頼もしい味方です。他のおめでたい食材の効能は【おせち特集ページ】で詳しくご紹介しています。
適応
消化不良・吐き気・虚弱体質
消化不良・吐き気・虚弱体質
おすすめ
胃もたれがある時や、体力低下に
胃もたれがある時や、体力低下に
注目の成分
生命の源となる「精」
生命の源となる「精」
講師のひとりごと
キラキラと輝くいくらは、食卓にあるだけで元気がもらえますよね。薬膳では、その一粒一粒に生命の結晶である「精」が詰まっていると考えます。お正月料理はついつい食べ過ぎて胃が重くなりがちですが、胃の機能を助けてくれるいくらは、実は祝膳のバランスを整える影の立役者でもあります。美味しくいただきながら、エネルギーをしっかりチャージしましょう。
参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中医飲食営養学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献
効能を「知る」ことは第一歩。
次は、自分の体質に合う食材を選べる自分になること。そのための道筋があります。






