1. HOME
  2. ブログ
  3. 食物の効能
  4. 【薬膳の効能】大麦の効能 胃の機能を高めて消化力をアップ

【薬膳の効能】大麦の効能 胃の機能を高めて消化力をアップ

大麦の主な効能

涼性

1. 胃の働きを高め、消化する

2. 水分代謝を高め、余分な水分を排泄する

日本では大麦はみそ、しょうゆ、麦茶、ビール、焼酎などの原料としても古くから利用されてきました。

家庭では押し麦と丸麦を使うことが多いと思います。丸麦は加工の際に熱を加えていないので、大麦本来の味が楽しめます。

大麦は消化力を高める

大麦は胃の気の昇降をととのえ、食べ物を消化させる作用があります。

例えば「麦とろ」は麦めしと山芋の組み合わせは、胃の働きを高めて食べたものを消化させ、体に気(エネルギー)を補います。

ちなみに、うるち米のところで「脚気」のお話をしましたが、脚気を治すには麦飯を食べるのが一番早いともいわれます。

ここがポイント ただしよく噛まないと大麦自体は消化が悪く、上記の効能は発揮しにくいように思います。しっかり噛んで召し上がってください。

大麦は余分な水と熱を捨てる

大麦は体内の水分を巡らし、余分な水を尿で排泄する作用もあります。

また大麦は涼性であり、余分な熱をとりのぞきます。つまり体が火照って、尿の出が悪いタイプにも向いています。不要な水や熱を捨てるイメージですね。

ちなみに現代では、大麦はコレステロール値を改善し、血糖値の上昇を抑えると言われます。

ここがポイント 大麦をスープに加えると、とろっとしてとろみづけになります。
薬効を取りながらとろみづけができるので、私は状況に合わせて使っています。

 

関連記事

© KUMINONIWA/365 Co., Ltd.
本サイトの掲載内容の無断転載、転用を禁じます

オンライン  トップページにもどる ≫

🌿 薬膳効能事典275種 索引 ≫
🎃 二十四節気の薬膳一覧 ≫
講座・クラス一覧 ≫
🍃 健康法探しの旅に終止符を 🍃
✨今受付中の講座✨
人気の読みもの