【薬膳入門】冬におすすめの食べもの
薬膳では「冬」は立冬から立春までの3か月を指します。
冬は気温が下がり体が冷えやすくなります。
中医学では、冬は腎の働きが活発になり腎に負担がかかりやすい季節(西洋医学の腎臓とは異なります)とされます。
体を温め、腎を養うことが冬の薬膳の基本になります。
体を温める食べ物
ニラ、ネギ、らっきょう、鶏肉、羊肉、海老、鮭、胡桃、栗、赤ワインなどがおすすめです。
またフェンネルや八角、クローブなどのスパイスは体の内側を温めます。お料理に取り入れると良いでしょう。
参鶏湯風スープ
腎を養う食べ物
黒豆、黒胡麻、黒木耳、山芋、すっぽん、牡蠣、イカ、豚肉、卵、チーズなどは「腎陰」を養う食べ物です。
冬の養生食として、できる範囲で暮らしに取り入れると良いと思います。