【薬膳の効能】菊芋(きくいも)の効能 のぼせ、目の充血などに。
菊芋の主な効能
涼性
体の熱、血の熱をとる
菊芋は熱を取り去る
菊芋は体の熱、血の熱を取り除きます。体がほてり、便秘がちで尿の色が濃い熱証タイプの方に向いています。
また血に熱を持つと、のぼせ(時に発熱)、目の充血、出血傾向、赤みのあるできもの、イライラ、便秘など症状が現れます。このようなタイプにも菊芋はおすすめです。
◎ 専門的には清熱涼血、清熱利湿の改善に適し、湿熱タイプの諸症状、血熱による炎症の改善に適応します。
薄くスライスして水にさらし、アクを抜いてから水気を切って甘酢に漬け込むと美味しい箸休めができます。お好みで柚子や切昆布を加えても美味ですし、私は甘酢に鷹の爪を加えてピリ辛にするのが好きです。パリパリした食感があとをひきます。