【薬膳の効能】トマト|薬膳からみた2つのポイント

薬膳では、トマトは微寒で肝と胃に入り、清熱や生津に役立つ食材です。
夏の火照りや口渇に向き、酸味と甘味を活かすと体がうるおいます。
中薬学から見るトマト
帰経:肝・胃
主な効能:清熱生津・健胃消食
季節:夏

プチトマトのざくろ酢マリネ(胡桃の庭の薬膳)
現代薬膳から見るトマト
薬膳におけるトマトの主な効能とポイントを紹介します。
微寒
1. 熱をとる
2. 体液を増やし、渇きを止める
1. 熱をとる
トマトは体の熱や血の熱を取り除く作用があります。
基本的に体質が「熱証」の方に合います(特に胃熱タイプの方におすすめ)。
また、真夏の暑さによるほてり対策にもぴったりです。
2. のどの渇きを止める
トマトには「生津・止渇(せいしん・しかつ)」作用があり、津液(血液以外の体液)を生み出し、体をうるおしてくれます。
※生津とは:体に潤いを与える体液(津液)を生み出す作用のことです。
薬膳では甘味と酸味を合わせると「生津」の効果が高まるとされます。例えばミニトマトを甘酸っぱいビネガーに漬け込むのも一つの方法です。これも実生活に活かせる薬膳テクニックのひとつで、暮らしでできるものを胡桃の庭では紹介しています。
夏のほてり・口渇/食欲が落ちた時の一皿に。
甘酢など(甘酸っぱい味)を合わせて「生津」を後押し。
冷えが強い人は量・頻度を控えめに。
ほかの食材の効能はこちら≫ | 二十四節気一覧 | 薬膳用語集
※ 本ページは教育目的の一般情報です。医療・診断・治療の代替ではありません。体質や服薬に関しては専門家にご相談ください。
参考文献:『中医葯膳学』(中国中医葯出版社)、『中薬大辞典』、『中医飲食営養学』(上海科学技朮出版社)、『食材効能大事典』(東洋学術出版社)、その他古典文献
※ 本ページは中医薬膳の伝統知識にもとづく教育コラムです。中医学独自の概念・用語にもとづく表現を含みます。特定の効果を保証するものではなく、医療・診断・治療の代替を意図するものではありません。体調や服薬の個別判断は、医師・薬剤師等の専門家にご相談ください。





