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新型コロナ対策 vol.5 初期の炎症をおさえる②

基本的に受講生さまに向けた内容で書いております
専門用語が含まれますがご了承ください

COVID-19関連の続編です。
前回のコラムに続き、COVID-19に対する中国国家中医薬管理局の診療方案における方剤をもうひとつ紹介します。

「清肺排毒湯」という方剤ですが、日本に同じ薬はありません。
※麻杏甘石湯+小柴胡湯+五苓散+射干麻黄湯+茯苓飲に近い薬

中国ではCOVID-19の初期以降広く使われ、治療成果を上げているということです。

もちろん、感染が疑われたら検査や病院に行くことが前提ですが、私たちの勉強も兼ねて、麻杏甘石湯の組成等を紹介します。

麻杏甘石湯
組成 : 麻黄 杏仁 石膏 炙甘草
効能 : 辛涼宜泄 清肺平喘
適応症 : 肺熱の喘咳枠 

【注意】予防として飲む薬ではありません。

麻杏甘石湯は止咳平喘剤(辛涼解表剤に分類されることもあり)に属し、肺熱による咳、口渇、発熱、無汗などに対する方剤です。
※ここでいう「肺熱」とは、肺、気道の炎症を指します。

主薬は辛温の麻黄と辛寒の石膏。麻黄は平喘、石膏は清熱の作用があります。

杏仁は肺の宜発を補助するとともに、苦降で肺気を下降させて止咳平喘を強めます。

炙甘草は和中と調和の意味を持ちます。

日本では気管支炎や気管支喘息などの薬として販売されています。

日本はこれからGWですね。
そこから2週間後の状況を心配していますが、中医的な策を講じてまいりましょう。

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