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用語集

中医学・薬膳用語集 さ行

「さ行」ではじまる言葉です

さ行

散瘀 さんお
瘀血を散らして解消する 

散寒 さんかん
発散により寒邪を追い払う

散結 さんけつ
塊を散らして解消する

滋陰 じいん
陰を補う

止嘔 しおう
嘔吐を止める

止咳 しがい
咳を止める

止渇 しかつ
渇きを止める

止血 しけつ
出血を止める

止瀉 ししゃ
下痢を止める

止泄痢 しせつり
胃腸虚弱による慢性の消化不良性の下痢を止める

止帯 したい
異常な帯下を止める 
※帯下とは、こしけ・おりもの

止痛 しつう
疼痛を止める

止煩渇 しはんかつ
熱による強い口の渇きを止める

瀉火 しゃか
熱邪・火邪を取り除く

瀉下 しゃげ
便を排泄させる

斂汗 しゅうかん
収斂して汗を止める

柔肝 じゅうかん
肝の機能を高める(肝血を補い、肝気を伸びやかにする)

収渋 しゅうじゅう
体内から出るものを止める、排出を渋らせる 

渋腸 じゅうちょう
腸の蠕動運動を渋らせる、排便を弱める

収斂 しゅうれん
収斂して排出を防ぐ

縮尿 しゅくにょう
尿の漏れ(遺尿や夜尿)を止める

潤肌 じゅんき
肌を潤す

潤燥 じゅんそう
乾燥状態を潤す

潤腸 じゅんちょう
腸を潤す

潤肺 じゅんはい
肺を潤す

潤膚 じゅんぷ
皮膚を潤す

止痒 しよう
かゆみを止める

消腫 しょうしゅ
腫れ物、むくみを解消する

消食 しょうしょく
未消化物を解消する  

消積 しょうせき
溜まった未消化物を解消する

消癰 しょうよう
化膿を解消する
※癰とは細菌感染による膿瘍 

舒筋 じょきん
筋や腱をのびやかにする

除熱 じょねつ
熱をとりのぞく

除煩 じょはん
胸中の熱、イライラ落ち着かない煩躁感を改善する

除痺 じょひ
風、寒、湿、熱邪などが停滞することで起こる痛みやしびれをとる

助陽 じょよう
陽を助ける、陽気を高める

止痢 しり
下痢をとめる

滲湿 しんしつ
水を外に滲みださせて排泄する

清肝 せいかん
肝の熱を清除する(冷ます)

生肌 せいき(しょうき)
皮膚の再生を促進する 
※傷口を治す

清虚熱 せいきょねつ
陰虚による虚熱を清除する(冷ます)

醒酒 せいしゅ
酒による酔いを醒ます

清暑 せいしょ
暑邪による熱を清除する(冷ます)

生津 せいしん
津液を生み出す

清心 せいしん
心の熱を清除する(冷ます)

清熱 せいねつ
体や臓腑の熱を清除する(冷ます)

清肺 せいはい
肺の熱をとる

清利 せいり
熱をとり、すっきりさせる

宜竅 せんきょう
穴(口・両眼・両耳・両鼻孔・尿道口・肛門)の詰まりをなくす

宜肺 せんぱい
肺の機能を高めて喘息や咳を改善する

潜陽 せんよう
陽気の亢進をおさえる、しずめる

燥湿 そうしつ
湿気を乾燥させる

疏肝 そかん
肝の気を疏通させる、肝気をスムーズに流す

熄風 そくふう
内風(めまい、ふらつき、痙攣など)をしずめる

疏散 そさん
発散させる

疏通 そつう
滞ったものを通じさせる

疏風 そふう
風邪(ふうじゃ)を散らして解消する