陰虚タイプは夏が苦手!薬膳のポイント
陰虚証とは津液(陰液・体液)が不足した状態を指します。
体内の水分量が低下するため、体やお肌が乾燥します。そして「虚熱」が発生します。
虚熱とは陰液が不足することによって生じる「ほてり」を指します。
このような場合、薬膳では「補陰・滋陰」「生津」「潤燥」「止渇」「収斂」「清熱」などの食べ物をチョイスします。
例えばクコの実、山芋、黒豆、胡麻、豆腐、白木耳、甜杏仁、きゅうり、すいかなどの瓜類、貝柱、蟹、豚肉、卵、梨、ヨーグルトなどは陰虚の人には適しています。
陰虚タイプの人は特に夏が苦手だと思いますが、実は陰虚は水を飲めば治るわけではありません。
体の内側から潤すことと、飲食した水分を体内に吸収させることが大切です。