【薬膳入門】寒さによる血行不良の対処法
冷えの講座でよくお話ししているのですが、冷えと血流は切っても切れない関係にあります。
寒さによって血管が収縮すると血行不良が起こり、血が十分に届かない場所は非常に冷えやすくなります。
真冬は悪循環になりやすい
特に真冬の外は寒いのでなるべく部屋でぬくぬくお茶していたい(笑)
すると運動不足でますます血の巡りが悪くなり、お茶や水分が体内で過剰な水となって停滞してむくみが生じ、血の滞りもますます悪化しやすくなります。
こういった状況では「血液をサラサラにするお野菜」などを沢山食べてもあまり意味がありません。(この場合は血の質が論点ではないからです)
薬膳的改善法
- 温熱性や辛温の食べ物、散寒、補陽などの食材をお料理に取り入れる
- 日頃から気血不足がある方は補気、補血の食材を意識的に取りいれる
- 下半身と首を冷やさないこと(靴下、スパッツはしめつけないものがおすすめ)
- 体のコリがある場所はお風呂上りなどにストレッチで伸ばす
- スクワットなど下半身の筋肉を鍛える運動を日課に組み込む (ハードルを低くして続けてください~)
- お茶の飲みすぎにはご注意を。(ストレスにならない程度に)