漢方からみた「子宮筋腫」塊を生む背景にあるもの
子宮筋腫
子宮筋腫は女性によくある良性のコブ(腫瘍)で、30~40才代の女性の3人に1人がもっているとも言われます。
皆様もご存じのとおり、西洋医学ではいくつかの分類があり、治療や経過観察の対象になっていますよね。
一方、中医学に子宮筋腫という病名はありません。中医学では「癥瘕」(腹部腫瘤)のひとつとされ、癥瘕の原因を正すことが漢方的な筋腫対策となります。
女性の養生講座より
基本的には血瘀が関係しているため、活血を中心に考えますが、活血すればすべて解決するわけではありません。
血瘀の背後に横たわる病態は様々であり、あくまで自分に合った対策が必要になります。
●気
●痰湿
●寒邪
●気血両虚
●腎虚など
筋腫リスクを高めるモノ・コトは避ける
子宮筋腫は筋腫の問題だけにあらず。実は体全体の問題なのです。
つまり筋腫対策は同時に他の不調の対策にもなるわけです。
そこで大切なのは「筋腫リスクを高めるモノ・コト」はなるべく避けること。
この視点で養生すると本当の意味での筋腫予防になりますので、講座で詳しく解説します。
子宮筋腫は鬱陶しくもありますが、漢方的には体の問題点を気づかせてくれる「ありがたい存在」と捉えることができます。講座では漢方からみた筋腫と対策を解説します。

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